【12/2(土) KAMAGAWA POCKET10周年記念トークショウ。 開催報告⑥】
12/2(土)に「KAMAGAWA POCKET 10周年記念トークショウ。」を開催しました！
トーク⑥：中村周「釜川のこれまでとこれから」
KPの創設者で、現在は釜川を育む会の代表理事を務める中村からは、KPと歩んだ10年間の道のりを思い出話を挟みながらご報告させていただきました。
まだ学生だった2012年にトタンで囲われた空き家と出会い、大学の仲間や地域の方々とリノベーションし、KPをつくりました。KPに住み、釜川の仲間に入れてもらった後は、釜川沿いでマルシェやファッションショーなど、面白いと感じることをどんどん実行していました。
2017年、宇都宮市による景観形成重点地区指定の動きに合わせて、民間主導による「未来ビジョン」を検討したことが活動の転機となり、専門家との釜川周辺の生物調査や風景調査、釜川沿いのビルのリノベ、カマクリ！の始動、レクチャーイベントの開催など活動の幅が広がっていきました。
2020年には宇都宮市やまちづくり団体、自治会、商店会の皆さんと一緒に官民連携のまちづくり団体「カマクリ協議会」を立ち上げ、釜川周辺地域未来ビジョン「みんなでつくる釜川ミライ」をつくりました。
2022年以降は未来ビジョンを実践し、現在は官地と民地の一体的な利活用による「人と生き物が共生する」エリアを目指して、低未利用地のリノベーションや生態系ネットワークの構築、アートプロジェクト、子ども向けWS、清掃などに取り組んでいます。（未来ビジョンはこちら：https://kamakuri.info/pdf/220613_kamagawa_mirai_all_rere.pdf）
皆さまからのご支援のおかげで活動を続けることができ、あっという間の10年でした。これからも楽しみながら様々な活動を展開していきますので、釜川に遊びに来ていただけると嬉しいです。