人と表現が集まる文化交流拠点「のんき」には次の3つの役割があります。
① 本と人が集まるところ
② クリエーターが集まるところ
③ 魅力的なお店が集まるところ
今回は、①『本と人が集まるところ』についてご紹介します!
「まちなかに本と人、人と人をつなぐ新しい場をつくりたい」という想いから、昨年4月、釜川から育む会は小さな本屋さん、KMGW BOOKSをオープンしました。
誰でも小さな本屋のオーナーになれる「ブックセラーズアパートメント(BSA)」は大変好評で、36棚すべてが常に満室。棚を通じた交流やイベントへの関心も高まり、更なるひろがりが求められていました。
そこで、「のんき」内のまるで路地のような通路の先に、約60棚を備えた新エリア「Roji by KMGW BOOKS」を設け、静かな読書スペースやイベントスペースなど、まちなかで落ち着いた時間を過ごせる空間を創出しました。
Roji内の棚や机などの備品は、オープン直前に塗装ワークショップを開催し、みんなで心を込めて塗ったものです。
お向かいのKMGW BOOKSで購入した飲み物は持ち込みOK。窓辺に宇都宮城の大谷石のお堀を感じながら、ゆっくりと読書を楽しんだりお気に入りの本を購入することができます。
さらに、入居者が「一日店長」となって店に立てる仕組みもスタート。本と人、人と人をつなぐ新たな交流がさらに広がっていくことを願っています。
※「一日店長」については次回詳しくご紹介します(④へ続く)。