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2020.9.21 お知らせ

\開催報告/ カマクリ第1回:山田しいたさん

宇都宮は漫画の街!?地方でのクリエイティビティ、可能性を広げる視点とは?

9月19日(土)18時より、第1回のレクチャーを無事に開催することができました。
どんな内容だったのか?ここで簡単に・・・と言いつつも長くなってしまいますが、紹介したいと思います。

当日、会場に来てくださった山田さんの服装は、黒いシャツにストライプの細身のパンツ。本番開始前のスライド投影チェック時に「今日は、このキャラの服にしました」とご本人が指さしたのは、スライドで紹介されているcakes連載中の「ITおじさん」のキャラ。「ネクタイはしていないんですけどね」。

そしてITおにいさんの山田さんは、配信を担当してくださる映像作家・吉田ハレラマさんの機材やセッティングの状況にも興味津々。そんな中、司会進行を務める、主催の「釜川から育む会」代表の中村をはじめ、私たちスタッフは初の全国への有料生配信へのカウントダウンに、ソワソワ落ち着かず。・・ではありましたが、頼もしいプロ!吉田さんのリードでレクチャーはほぼ定刻にスタートしました。

◎参加者
・感染対策をとり募集した会場での視聴はスタッフを含めて8名。
・オンラインで視聴してくださったのは約40名。zoomのチャット機能を利用して、さまざまな質問や感想を寄せてくださいました。
みなさま、ご参加ありがとうございました!

◎スライドレクチャーの主な内容
・山田さんが漫画家になるまで、プロデビューするまでのお話
・地方(宇都宮)で活動することと都内との違い
・漫画家の収益構造の多様化。
「出版社が発行する案件かどうか」を縦軸に、「漫画をつくる仕事か、それ以外か」を横軸に、その具体例と分析
*とても分かりやすかったです!
・地方のクリエイターを育てる地方開催の同人誌販売会の存在(コミティア、文学フリマなど)
・宇都宮は、漫画の街!
・漫画の街の定義は?(漫画家が多く住む。多くの漫画家を輩出。大ヒット作の舞台に)
*スライドでは「宇都宮在住ではそんなに見つからなかったので栃木県在住者を紹介」してくださいました。
・宇都宮は、文星芸大の漫画専攻科や作新のデザイン系、美術予備校などで学ぶ学生がいる。まちづくり的にも、いろんな可能性があるのでは?

◎参加者や司会進行からの質問に答えて
・なぜ、漫画家に? 漫画家になる道は?
・どのように絵を確立していったのか?
・駆け出しの頃の苦労やアドバイス
・SNS、特にTwitterの活用について。2019年春に1500人だったフォロアーが、今現在、36000人。増加した経緯の分析など。
・コミティアの宇都宮での再開について
・コロナ禍になってからの生活、漫画のトレンド、Twitterの変化。
・今後、挑戦したいビジネスは? 描いてみたい漫画の構想は?

◎最後に司会の中村と山田さんで地方でのクリエイティビティの在り方や可能性について語り合いました。その中での対話の一部を紹介してレポートを終わります!

山田さん「技術革新が進んでも、その運用の面でさまざまなルールなどが追いついていなくて、活用が進まない。そこがクリアになったら、どんな世の中になるか、その可能性を漫画で描いてプレゼン資料として活用してもらうことなど考えてみたいですね。地域の資源を生かして、そこに根付くテクノロジーって何?そんなことも考えたいですね」

中村「山田さんは、コロナ前後での働き方が変わっていない。ローカルにいながらにして、先端に最適化されていた、ということだと思います。すごい!と思いながら伺っていました。今日はありがとうございました!」
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さて、お次!第2回のお知らせです。
第2回|10月31日(土)18:00-20:00
講師:飯田 団紅(いいだだんこう)さん
デザイナー・アーティスト/切腹ピストルズ総隊長
「口伝・せっぷくぴすとるず以前以後」

10月に入りましたら、講師紹介などお知らせしていきますので、お楽しみに!
*会場での視聴者募集の有無や募集詳細は、新型コロナウィルス感染の状況を見ながら追って告知させていただきます。

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