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2022.9.30 お知らせ

【第2回シンポジウム開催レポート⑤】

9月10日(土)に釜川ミライ第2回シンポジウムを開催しました!

宇都宮市河川課のご担当者には、釜川の歴史と川を維持するための取り組みについてお話いただきました。

昭和40年代には急速な都市化が進み、水害も多く発生していたという釜川。かつては“あばれ川”とも言われていたのだそうです。そこで市は河川の整備に着手し、市街地1.9kmにわたって2層式河川の整備を実施しました。この2層式の整備はなんと全国初!川の下段は治水専用として機能しながら、上段は市民に憩いとやすらぎをもたらしています。

また、市では川を維持するため、樹木の剪定維持管理やスクリーン清掃などを実施するかたわら、近年増えている豪雨や水害への対策として「流す」「貯める」「備える」の3つを柱にした取り組みを実践しています。

■流す:川の水を安全に流すため、計画的な河川整備などの治水対策
■貯める:雨水貯留・浸透施設の設置による河川・下水道への流出抑制
■備える:市民の適切な避難行動を促すためのハザードマップの作成・周知

「今後もあらゆる関係者と協同して浸水被害軽減に向けた取り組みを進め、水害に強いまちづくりを目指していきます」とお話しいただきました。

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