みんなでどう風景がつくれるか

 

 

これからの釜川の風景について一緒に考えてみませんか?

 

 

釜川沿いでは、一つ一つの建物や、お店、住居 によって街並みができ、

そこでお店を営む人、お店に来る人、生活する人、散歩する人、通りがかる人による風景があります。

つまり、釜川の風景は、私たち一人一人の想いが詰まった空間と、そこでの活動でできていると言えます。

宇都宮市は、そんな釜川を景観形成重点地区に指定することを目指していますが、

それが一体どんなものなのか、当事者である私たちはきちんと理解していない気がします。

 

既に景観形成重点地区に指定された他の地区では、

地区全体の景観目標が設定され、建物・看板の大きさや色、土地の使い方等に規制がかけられていますが、

それがどのような経緯で決まったのか、また、本当に効果的なものなのか、疑問の余地が多くあります。

このままでは、自分たちのすぐ身の回りのことが、

よくわからないまま、よくわからないものに決められてしまう、そんな怖さを感じています。

 

 

これまでの「釜川から育む、街のビジョン」では、

シンポジウムやワークショップによって様々な視点から釜川に向き合ってきました。

今回は、このよくわからないものを少しでも理解するために、

また、これからの釜川の風景を過去からきちんと捉えなおすために、

環境デザイナーの廣瀬氏を講師としてお迎えし、講演会と風景観察会を開催します。

 

講演では、第三者の視点から、景観法に基づく景観形成重点地区の解説と、

釜川流域についての知見をまとめていただきます。

風景観察会では、皆さまに釜川に関する昔の写真や道具等を持ち寄っていただき、

川沿いを歩きながらこれからの釜川の風景について語り合うことができればと考えています。

もちろん、持ち寄るものがない方も大歓迎です。

 

 

釜川が大きな転換期を迎えているこの機会に、

これからの釜川の風景を、どうやってみんなでつくれるか、一緒に考えてみませんか。

 

 

■詳細

□講演 釜川流域について知る

10/14 (土) 10:00-11:45

場所:宇都宮市総合福祉センター 4階視聴覚室(中央1丁目1−15)

□風景観察会 『釜川地区』を見つめ直す

10/15 (日) 10:00-11:45(要申込・先着順)

場所:ふれあい広場(釜川沿い中央小学校付近)

□講師

廣瀬 俊介 氏(環境デザイナー)

 

 

■廣瀬 俊介 氏 プロフィール

環境デザイナー (International ASLA)、専門地域調査士 (日本地理学会)、

風土形成事務所主宰、東京大学空間情報科学研究センター協力研究員。

2014年3月まで東北芸術工科大学大学院 デザイン工学専攻環境デザイン領域 准教授。

日本地理学会会員、東北地理学会会員、日本景観生態学会会員。

東日本復旧復興計画支援チームメンバー。

主著『風景資本論』。

 

 

主 催:釜川から育む会

協 力:KAMAGAWA POCKET

(株)アール・アイ・エー

協 賛:総合資格学院

日建学院 宇都宮校 小山校

後 援:宇都宮市

宇都宮まちづくり推進機構

宇都宮市教育委員会

株式会社下野新聞社

問合せ:080-5478-2822(鹿野)

kamagawa.p@gmail.com

フライヤーデザイン:杉山由香

企画アドバイザー:中島弘貴



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